こめひゃっぴょう便り!(2002/3)
相変わらず蔵の中は、良い香りがします。
深閑とする独特な静寂が漂います。
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昨年、お子様も誕生した恒明専務 |
タンクを覗き込みながら、恒明専務の説明を聞きました。今年は暖かく、造りへの影響が心配されましたが、逆に
蔵人にとっては動きやすい環境となったようです。気温も一定しており、そういう意味では気を使わなかったようです。
この後、郷杜氏にも合流して頂き、全般的な今年の造りについてお話を聞きました。
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ほろっと酔ってしまいました!(私) |
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この日はちょうど、「伝統の酒」の搾りが行われていました。これぞチャンスとばかり、しぼりたての原酒を試飲と称して
ご馳走になりました。搾り機から流れ出た、まだろ過もされていない、細かいもろみも混じる「うすにごり」です。
カメラマンが気をきかして?なかなかシャッターを押さないので、たらふく飲むハメになりました。 |
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このタンクの中で、「朱夏の酒」が休んでいます。
落ち着いた頃を見計らってサーマル(低温タンク)に
移され、夏まで深い眠りにつくそうです。
皆さん、ご期待下さい!
「朱夏の酒」の原酒も飲ませて頂きました。
まだ成長過程で、一概には判断出来ませんが、
蔵出しが待ち遠しいと思わせる濃醇さと風格を
備えています。
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母屋に戻り、試飲会となりました。郷杜氏の言葉に耳も傾けつつも、
心は目の前のお酒に引き込まれています。
全て火入れ前の原酒、1回ろ過しただけのお酒です。
瓶詰めされるまでには、まだ幾つかの工程が残っていますが、
どれも米百俵らしく、郷さんの言われる「スッキリしていて味がある」
というお酒たちです。中でも×××が素晴らしく、思わず驚嘆した
私でした。(内緒です!)
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