<福井地酒 森酒舗>
「黒龍」
「花垣」
「米百俵」
「池月」
「東長」
「酒は麹(こうじ)造りで決まる!」
郷 六郎次 杜氏
麹の良し悪しは機械で計る事も数字で表す事も
出来ない為、長年の経験を基に卓越した
五感を持つ蔵人に頼らざる負えません。
近代化が進んだと言っても、酒造りはまだまだ
蔵人の手による処が多く、その総指揮をとる杜氏は
より洗練された感性を要求されます。
「 麹 造 り 」
麹米は蒸米の20%程を占め、酒の出来映えをも左右する
大切な工程です。麹菌の酵素が蒸米を発酵に必要な糖分や、
旨みの素となるアミノ酸に分解します。
麹室の写真です。(手前・郷杜氏)
あくまで酒を醸すのは
杜氏を始め蔵人達ですが、
経営者のバックアップがあってこそ
初めて良い酒が生まれます。
蔵人は与えられた環境で
最善の酒を醸す努力を惜しみませんが、
いかに優れた杜氏と言えども、
杜氏の意向を後押ししてくれる経営者でなければ、
本来の力を発揮する事が出来ません。
酒造りは蔵人と経営者の二人三脚で行うものです。
栃倉酒造では、長男・恒明氏に続き四男・恒哲氏が郷杜氏のもと酒造りを学んでいます。
恒明氏はいずれ蔵人・経営者という二つの目で酒造りを見る事になり、
恒哲氏・杜氏・蔵人達と共に米百俵を支えていかねばなりません。
上記の事は当然、社長の後ろ姿から学んでいるでしょう。
米百俵共々、若い恒明氏・恒哲氏にもご声援下さい。がんばれ!
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